須川 展也 | すがわ のぶや

受賞年:平成28年 (2016)

分野 :,

名前 :須川 展也

かな :すがわ のぶや

経歴:

【浜松市出身】
静岡県立浜松北高等学校を経て昭和59年東京藝術大学卒業。
サクソフォンを大室勇一に師事。
第51回日本音楽コンクール管楽器部門1位なしの2位。
第1回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第1位を得てデビュー。
1989年~2010年12月 東京佼成ウインドオーケストラ コンサートマスター。
2009年~「浜松市やらまいか大使」
ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、
清水文化会館マリナート音楽アドヴァイザー&マリナート・ウインズ音楽監督

活動歴:

 国内では、リサイタルやアンサンブルのほかにNHK交響楽団をはじめ日本のほとんどのオーケストラと共演。海外でも精力的に活動し、欧州各国・アメリカ・中国・韓国・台湾など多くの国で演奏。
 国内外のレーベルより30枚に及ぶCDをリリース。クラシックサクソフォンの可能性を追求し、自由なスタンスで活動する日本を代表する管楽器奏者のひとりである。
 現在は、ソリストとしての活動のほかに、東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授、
ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、静岡市清水文化会館マリナート音楽アドヴァイザー&マリナート・ウインズ音楽監督、トルヴェール・クヮルテットのメンバーである。
 世界の演奏家(プロオケ・ソリスト等)との共演や多くの作曲家からの作品提供など非常に多忙な中、大学の音楽専攻や高等学校の吹奏楽部などへ赴いて指導・演奏共演を行うなど積極的に音楽文化の普及や人材育成に取り組む。
 またサクソフォンという楽器の歴史が非常に新しいため、楽器のための楽曲が非常に少ない中、世界の著名作曲家たちへ作品委嘱を長年にわたり行っており、須川氏の委嘱によって生まれたそれらの作品は20-21世紀のクラシカル・サクソフォンの新たな主要作品として国際的に認知され広まっており、サクソフォン音楽の普及に尽くしている。