資生堂アートハウス | しせいどうアートハウス

受賞年:平成26年 (2014)

分野 :, ,

名前 :資生堂アートハウス

かな :しせいどうアートハウス

経歴:

【掛川市】

 資生堂は、芸術文化支援活動の一環として東京銀座の資生堂ギャラリーを会場に「椿会美術展」や
「現代工藝展」を開催し、出品された絵画、彫刻、工芸品作家の支援を目的としてコレクションしてきた。
昭和53年にそれら美術品と企業資料を収集、展示する美術博物館として開館した。
 平成14年のリニューアルを機に、美術館としての機能を高め、近現代の優れた美術品を収集・保存するとともに、
美術品展覧会を通じてこれらを一般公開している。
 昭和53年の設立以来、35年以上にわたりそのコレクション作品を展示の中核としながら、
常に上質な展覧会を無料で継続的に開催している。(平成5年以降、20年以上年4回の展覧会を開催)。
また、「地域貢献」、「次世代育成」の実践の場として、平成16年以降「子供、大人のワークショップ」を継続的に開催、学芸員によるギャラリートークも平成24年から年12回実施している。
 最近では、近隣の市民だけでなく、岐阜市・名古屋市・豊橋市・浜松市・静岡市などの
近隣各県からの来館者も増加しており、年間の来館者数は約3万人となっている。
なお、美術館の建物は、高宮真介・谷口吉生両氏の設計により、
昭和55年の日本建築学会賞を受賞しており、建物自体がアートとしての価値を有している。

活動歴:

【主な展覧会の実績】

平成7年  「福原信三/路草写真展―光の詩情―」
平成10年 「―人間国宝によるー陶芸四人展」
平成12年 「梅原龍三郎と椿会の作家たち」
平成18年 「鈴木治作作品展―抽象陶芸と用の器」
平成19年 「高山辰雄展」
平成21年 「小村雪岱展遥かな江戸の面影」
平成23年 「うるし、麗わし五人の人間国宝による漆芸展」