中村 肇 | なかむら はじめ
経歴:
昭和22年相良に生まれ、榛原高校・武蔵大学卒業後、県立周智高校春野分校・金谷高校・榛原高校に勤務し、郷土史研究部・卒業研究等指導。
昭和55年度より平成19年度まで、旺文社主催全国学芸科学コンクールに於いて
連続28年32作品が入賞(うち金賞4回・銀賞5回・銅賞7回)させる。
退職後は、牧之原市の田沼塾・はりはら塾で郷土史・日本史等の講師を務める。
活動歴:
「大井川の水問題・砂利問題・街道・木材・落人伝説・神社寺院の統廃合」等、川根筋を中心としたテーマや、「遠州地方と宗徧流」「相良油田の歴史」
「相良城と田沼意次の再評価」等々を指導。
中日教育賞・静岡県教育委員会表彰・はごろも教育奨励賞を受ける。
退職後は「相良荘」「勝間田荘」「勝間田長清と夫木和歌抄」等、
牧之原市に関わる4つの荘園や、「坂部堂ケ谷遺跡」の宗派・経塚納経者推測、
「明応の大地震と津波」による志太郡・榛原郡南部の壊滅状態と江戸期の再生を研究中。
■ 参考 ■
塾生との研修旅行
平成19年 榛原郡・小笠郡下の神社・城等巡検
(延喜式内榛原5座、諏訪原城・横須賀城・三熊野神社・高松神社・池宮神社等)
平成20年 榛原郡下の水道(榛南上水道・大井川上水道企業団・県営相賀上水道・
川口発電所・中川根町内の砂利採取業者等)
平成21年 熊本県多良木町・人吉市(建久4年相良頼景が頼朝により下向せられ、
同9年長男長頼は人吉に進出したため、昭和35年より相良町と人吉市は姉妹都市となる)
平成22年 御殿場市印野・深良用水・三島由紀夫記念館(文明8年、横地・勝間田氏が今川義忠に敗れ、
勝間田氏は井の八郎に率いられて富士山麓に逃れた)
平成23年 京都市(勝間田長清の和歌の師、冷泉為相を初代とする冷泉家・相良荘の本家蓮華王院・
新義真言宗智山派総本山智積院・待賢門院璋子の墓所、花園南陵等々)