特定非営利活動法人静岡交響楽団 | とくていひえいりかつどうほうじん しずおかこうきょうがくだん
経歴:
静岡交響楽団は、昭和63年11月に、「静岡室内管弦楽団“カペレ・シズオカ”として設立され、静岡県内初のプロオーケストラとして活動を開始した。平成6年音楽監督・指揮者に堤俊作氏を迎えたのを機に「静岡交響楽団」と改称した。楽団員は県内在住者と県内出身者を中心とした優秀な演奏家で構成されており、「静響(しずきょう)」の愛称で県内外の音楽愛好家に親しまれている。県民に密着したオーケストラづくりを目指し、公演等を通して県の音楽文化の高揚や地域文化の振興に大きく寄与しており、定期演奏会やオペラ公演、行政・団体・企業主催の行事、青少年のための音楽鑑賞会などに積極的に取り組んでいる。活動歴:
平成14年からは、静岡県文化財団主催の「グランシップ&静響コンサートシリーズ」及び企業協賛の「静岡ガスニューイヤーコンサート」「静鉄コンサート」を開始し、さらに平成19年からは「静銀コンサート」も開催するなど、コンサート活動を活発に展開し、またその内容も、日本を代表するソリストや海外で活躍する著名な演奏家と共演するなど非常に充実している。平成20年3月には、承認条件が難しい社団法人日本オーケストラ連盟の準会員の承認を受け、名実ともに一流オーケストラの仲間入りをした。現在、公益社団法人日本オーケストラ連盟が承認しているオーケストラは正会員26団体、準会員7団体で、中部地方で同連盟に加盟するオーケストラは同楽団を含め、わずかに5団体である。
平成23年4月に、音楽による支援活動として仙台フィルハーモニー管弦楽団のメンバーをグランシップに迎え、東日本大震災復興支援コンサートを開催した。平成24年3月には、東日本大震災復興応援「大植英次の絆コンサート」とし、前回と同じく仙台フィルハーモニー管弦楽団メンバーを迎え、グランシップで開催した。公演の収益は、被災地に音楽を届ける活動を行っている「音楽の力による復興センター」に寄附された。
所在地:静岡市駿河区